資産運用には様々な方法があります。そのうちの1つがファンドラップです。ファンドラップとは顧客のリスク許容度や投資目的に合わせて、金融機関の専門家のアドバイスをもとにタイプの異なる複数の投資信託を選び、これらを組み合わせて運用するサービスを指します。
運用前のヒアリング、投資方針の提案から実際の運用、報告や見直しまでトータルなサービスを受ける事が出来ます。ファンドラップと似たサービスでラップ口座と呼ばれるものもありますが、ラップ口座は富裕層をターゲットにしたサービスです。その点ファンドラップは契約金額が数百万円から利用出来るものもあり、ラップ口座と比べて利用しやすくなっています。
三井住友信託で提供しているファンドラップの特徴は、お客様のニーズに合った運用コースを提案してもらえる事です。上手に資産運用をするためには分散投資をするのが良いと言われていますが、分散投資と一口に言っても、資産の組合せは無限にあります。その無数の資産配分の中から、投資理論に基づいた効率的な資産配分を導き出し、お客様のリスク許容度を5段階で判定した上でふさわしいポートフォリオを提案します。
中長期的な資産運用には、資金を株式や債券などにどのような割合で振り分けるのかという資産配分計画が何よりも重要です。米国の投資研究でも、日本の企業年金連合会による研究でも、運用成果に影響を与える最大の要因はポートフォリオの資産配分計画だと実証されている程です。三井住友信託ファンドラップではこの最も重要な資産配分を一緒に考えていきます。
そして三井住友信託ファンドラップでは、買建てだけではなく売建ても活用し、通常は市場全体や他の資産と異なる動きをするヘッジファンドの特性を活かしています。ポートフォリオ全体のリターンの安定化・更なる上乗せを期待してヘッジファンドを組み入れる事が可能です。世界経済は先進国、新興国と牽引役が代わりつつも、着実に成長し続けています。三井住友信託のファンドラップは、株や債券などへの分散投資によって世界経済の成長を取り込みつつ、ヘッジファンドを組み入れる事で更に安定的な運用を目指します。